株価の傾向をつかむ情報源

株価は一日中絶え間なく変化していると既に説明しましたが、この変化はその日、その週、その月、その年の株価の変化につながっていきます。そしてこの変化は、株価の上昇や下降に関する大きな方向性を生み出して行きます。

この大きな傾向を「トレンド」と呼びます。

トレンドには上昇トレンド・下降トレンド・横ばいトレンドという方向性があります。

したがって、もしある株が現在下降トレンド中であったのにも関わらず、あなたがこの株を買ってしまったらどうなるでしょうか。

言うまでもなく、株価は下がり続けてあなたは損失を被ることになります。

そのために、あなたが先ず収集すべき情報と把握すべき事は以下の通りです。

収集すべき情報は、株式関連ホームページを参照したり、あなたが口座を開設した証券会社の情報ツールを使用します。

①日経平均株価指数で現在の株式市場全体の株価のトレンドを確認する。

日経平均株価指数とは、東京証券取引所の第1部に上場されている225銘柄の株価を平均したものです。

銘柄の選定は日本経済新聞社が行っていて1年に1回見直されます。

この銘柄は全て日本を代表する企業の株であることから、価格と出来高における流動性も適切であるため、日本の株式市場全般の値動きや市場規模に敏感に反応するので、一番参考となる指標です。

このことから、日経平均株価指数は株式市場の平均株価のトレンドを表すと言えます。

この指数のトレンドが上昇なのか下降なのかを把握します。

②業種別株価指数の中で日経平均株価指数のトレンドを追従している業種を確認する。

これは、東京証券取引所が第一部上場銘柄を、建設、化学、電気機器等の33業種に分類し、それぞれの業種の株価指数を算出したものです。

業種名は総務省統計局の定める「日本標準産業分類」に拠っています。

したがって、この指数は業種別の平均株価のトレンドを表している事になります。

この指数が日経平均株価指数と同様のトレンドを描いている業種を把握します。

これで、その業種のトレンドの方向性を推測しやすくなります。

なお、社会情勢を揺るがすような大きな出来事があった時は、株式市場全体が乱高下しますので、どの業種別株価指数も同じ動きをすることがあります。

③その業種の株価指数を追従している企業のチャート図を確認する。

企業がどの業種に所属しているかについては、株式関連ホームページ等で確認できますので、

企業毎にチャート図を確認して、業種別の株価指数のトレンドを追従している企業を選びます。

これで、その企業の株価トレンドの方向性を推測しやすくなります。

ここまでの流れを再度まとめますと次のようになります。

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